悟りを開いたとか、考え方を変えたとかいうのはゴールだけ見ている抑圧の可能性があると聞いて納得しかない。
私はそれで悩んだことが沢山あった。考え方が自分の身体と一体化していくには、行動が必要である。悟りとかになるともはや、何か超次元的な行動となる。
私は、悲観的な人間なのだが、ポジティブに生きようと何回もしてきた。しかし、最近はそれ自体が自身を抑圧してると感じてきたのだ。
このようなことを言うと、考え方に合わせて行動を伴っていけばいいじゃないと意見があるかもしれない。
だが、私は結局元に戻ることを何回も経験している。だからその言葉はうんざりだ。でもそう言ってくれる人は他人を思いやれるすごく良い人だと思う。
ここでの考え方の違いは、何か内側で考えさせられる段階になった時、その前までの外での経験の差だと思う。
感情に頼らず現実的に見えるアドバイスを送る人は、やはり今まで起こる経験で何か努力した過去がある人だろう
だから努力不足な(成功の水準が高すぎて努力不足だと思っている人も含む)向けのアドバイスというのが別で存在するのかもしれない。
もう考えたそのものを変えるというのは大変難しく、余計にストレスになるだろう。であるから考え方自体は肯定し、自分があるべきと思う姿に向けて努力をしていく。
あるマインドを身に着けたから豊かになったというのは、それまでの過程があるはずだ。憧れとか納得とか、自分を変えたい強い思いとか。要するに自分からの行動。
押し付けは良くない。
とりあえず行動がないと始まらない。こんなこと心の中で誰でも分かっているはずだ。
内的な部分との向き合い方は難しいことばかりである・・